治療目標
気管支拡張症の治療
管理目標
気管支拡張症の管理目標は、QOLの改善、症状の改善、増悪の予防、疾患進行の抑制を目指すことです1)。
気管支拡張症は不可逆的な気管支の拡張を呈し、根治が難しい疾患であるため、長期にわたり安定した状態を維持することが重要です。
気管支拡張症の管理目標

Chalmers JD, et al. Eur Respir J. 2025; 66(6): 2501126.
【利益相反】著者にインスメッドから助成金等を受領した者が含まれる。
Vicious Vortexの各要因を標的とした治療
気管支拡張症の治療では本疾患の病態生理であるVicious Vortexにかかわる4つの要因に対処することが重要であり、主にこれら4つの要素のいずれかを標的とする治療が行われます。
欧州呼吸器学会気管支拡張症ガイドライン2025年版では、炎症に対しては長期マクロライド系抗菌薬、緑膿菌を含む感染に対しては長期吸入抗菌薬、粘液線毛クリアランスの異常に対しては気道クリアランス療法、肺の破壊に対しては呼吸リハビリテーションが推奨されています1)。
なお、2025年の本ガイドライン改訂時点ではDPP1阻害薬が承認されていなかったため、推奨事項として記載がされていませんが、ガイドラインの本文中に好中球性炎症を標的とする新規抗炎症治療薬として言及されています。
Vicious Vortexに対する治療

Chalmers JD, et al. Eur Respir J. 2025; 66(6): 2501126.
【利益相反】著者にインスメッドから助成金等を受領した者が含まれる。
REFERENCES
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Chalmers JD, et al. Eur Respir J. 2025; 66(6): 2501126.【利益相反】著者にインスメッドから助成金等を受領した者が含まれる。
気管支拡張症の治療課題
- 気管支拡張症とは
- 診断基準
- 増悪と疾病負担
- 好中球性炎症と疾病負担
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治療目標